コント 笑 脚本・戯曲集

一般人が趣味で考えたコントの設定等を載せます。          A:暴走 B:ツッコミ C:ローテンション D:話をややこしくする   と、一応キャラ(役)も分けてます。

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時をかける青年

 あっつい!……今年、キングオブコント出場計画進行中。
 最近は長文サイト投稿用になっててネタが長くなってしまっている…。


 Bが1人中央に倒れている。

B: ……………
  …う~ん……
  …………………


  ……あ、あれ?………何で俺、こんな所で寝てるんだ?

  …確か、朝いつも通り工場に出勤して、作業を始めて…。
  …そうだ、あのとき突然爆発が起きて、目の前が真っ白になって……。
  でも変だな。あんな凄い爆発に巻き込まれたっていうのに、体はなんともない。
  それに……どこだここ?……なんでこんな森の中に。

  衝撃で飛ばされた?

  でも、工場の近くにこんな森なんてなかったよな?
  …いや、ここがどこか、なんて今はどうでもいい。
  皆は無事なのか?探さなきゃ…。

  おーい!工場長ー!福谷ー!……誰かいませんかー!

 (ガサッ)

B: (物音に驚き)………誰か、そこにいるんですか?

 (ガサガサッ)

 右からA(侍)登場

A: 今日はこの森の中で剣の修行でも……むっ。何奴!?
B: ………え!?……お侍さん!?
  …一体どういうことだ?もう全然ワケが分からない…。
A: …これはきっと、剣の修行をする拙者のために神が与えてくれた仮想の敵に違いない。
  貴様、ここで会ったが百年目…たたっ斬ってくれよう…。
B: 違います違います!生きてる人です!誰かー!
A: あ、失礼。普通の人間だったか。まさかこんな森の中に人がいるとは。
B: よかった、話通じた。…それで、ちょっとお伺いしたいんですが…。
A: 修行の事ばかり考えるあまり普通の人間を斬ろうとしてしまうとは…拙者はサムライ失格だ。
  切腹しよう。ザクッ。
B: あ゛ーっ!どっちにしろ血みどろの展開にするのやめてください!
A: 安心せい、峰打ちじゃ。
B: よかった全然腹斬る気なかった。…すみません、お尋ねしたいことがあるんですが…。
  どうやら道に迷ってしまったようでして…ここは、どこなんですか?
A: ここか?ここは『柏瀬』という町のはずれにある『柏瀬の森』と呼ばれるところだ。
B: 柏瀬?柏瀬といえば工場のある場所だな…。じゃあやっぱり爆発の衝撃で…。
  …
  ……
  ………待てよ。
  爆発に遭って、工場があるはずなのに見たことない風景の所に倒れていて、侍がいる…。
  ………とても信じられないが、これってもしかして…タイム・スリップというやつか!?
A: アイム・ストリップ?
B: 違います。それだと私脱ぎます宣言しちゃってます。
  タイム・スリップです。信じてもらえないかもしれませんが、どうやら俺
A: あぁ時間移動しちゃったの?事故で?大変だね。
B: 理解早っ!信じてくださるんですか!?こんなとんでもない話。
A: 信じるとも。以前にもそういう人に会ったことあるからな。この時代に飛びやすいらしくて。
B: えーーーっ!よくあるんですか!?俺の中のタイムスリップの概念が大幅に変わりそう。
  …でも、どうやって元の時代に帰ればいいんでしょう?前の人というのはどうしたんですか?
A: 心配しなくても大丈夫だ。
  あと数日したら、タイムパトロールとかいうのがこの時代見回りに来るからその時頼めば。
B: 時間移動してる組織が来るんですか!?
A: しょっちゅう来るぞ。そうだ、それまではうちに泊まるといい。
  拙者の事は「しんえもん」と呼んでくれ。
B: ありがとうございます、しんえもんさん。
A: 14歳の頃意味もなく右目に眼帯をしていたことから『両目の新右衛門』と呼ばれている。
B: スゲー皮肉であだ名付けられてる。もろバレじゃないですか。
A: ただ最近は歯ブラシを固めに変えたことから『固めの新右衛門』と呼ばれている。
B: ここにきて若干希望通りに!?
  あの、ちなみに俺の名前は藤滝といいます。
A: 『鼻1つの藤滝』か。
B: 俺そういうの付きません。それみんなそうです!…ところで、今って…何年なんですか?
A: 今?今は、改和真清蓮候稗空典慶長烈犀文条偶堂芭竟厳臨5年だ。
B: 案の定全然わからない!というか元号長っ!いつなんだ一体!?
  ……あの、西暦って分かりますか?
A: セイレキ?
B: 分からないですかね……。
A: あぁ、西暦でいうとちょうど2100年だな。
B: 何が起きた日本!?この先どうなってここに行きつく!?なぜこんな昔に後退したみたいに…。
  もしかしてこの百年の間に文明が崩れるような大事件が…。
A: いや違うよ。コレ俺が趣味でやってるだけ。侍チョー好きなの。
B: 趣味かよ!じゃあ全然江戸とか関係ないんですね!?
A: 関係ない関係ない。俺もまさか人に会うと思ってなかったからさ~。
  1人で勝手に設定作ってやってたのにスゲー恥ずかしかったけど、
  1度見られたらもう後に引けなくなっちゃって。
  とりあえず家に案内するから付いてきて、鼻1つの藤滝。
B: それで呼ぶのやめてください。

 暗転。しばらくして明転。

A: …じゃあ拙者は剣の修行に出掛けてくる。
  自分の家だと思って、森の中にいた時みたいにゆっくり寝ているといい。
B: あれゆっくり寝てたんじゃないんですけど。
  でも、お言葉に甘えて休みたいと思います。まだ混乱してますし。
A: それかそこにあるテレビゲームでもやってるといい。
  テレビゲームといっても、
  画面に接続せずともリアルな映像が目の前に浮かびあがってくるタイプの機種だがな。では。
B: ゲーム進化してる!やりたいなこれ。やっぱり未来ともなると色々進化してるんだろうな~。

 暗転。しばらくして明転。

A: 起きてるか『鼻1つの藤滝』!もしかしたらお主の仲間かもしれん奴を連れてきたぞ。
  なんでも、いつの間にか森の中で寝ていたというんだが。
B: ホントですか!
A: あぁ、入ってくるといい。『耳2つの福谷』。
B: 福谷か。ってかこの人また変な二つ名付けてる。

 右からC登場。

C: …一体何が起きたんだ?
  確か、藤滝が1人黙々と仕事をしてる隙に工場長と休憩室でゲームをやってて、
  工場長のプレイがあまりに汚いのに腹立ってリセットボタンやら何やら押しまくってたら、
  突然目の前が真っ白になって、いつの間にかこんな所に…。
B: そんなことしてたのかよ!衝撃的なこと聞いたぞ!なに人に任せてサボってんだよ!?
A: やはりお主の知り合いか。
  まぁまぁ、せっかくの再会だし争いはやめて、うちのゲームを貸すから、
  しばらくこれで遊んでてくれ。
  拙者はまたちょっと出掛けてくる。ついでにもう1人のお仲間も探してくるよ。
B: さっきもですけど、いいんですか?初対面の人間を家において出掛けちゃって。
A: どうせ盗まれるようなものはこの家には無いからな。
  まぁ過去から来た2人にとっては珍しいものもあるだろうが。
  例えばうちの冷蔵庫なんか最新のやつで、扉が右からも左からも開けられるんだよ。
B: それあります。俺らの時代に既にあります。
A: あとエアコンも、部屋の気温を察知して自動で動いたり止まったりするんだよ。
B: それもあります。俺らの時代からあります。
A: ゲームは最近「映画館を超えた」とか言われてて、
  モニターなしでいつでもどこでもリアル映像を浮かびあがらせてプレイできるんだよ。
B: ゲームしか進化してねー!この時代。ちょっと拍子抜け!
A: ファミコンってすごいよね。じゃ。
B: おかんかお前!?呼び名が完全に進化を無視してるよ。
C: せっかくだからゲームやんない?工場長とやるとマジすぎてつまんなくて。
B: そうだ。そのことに関してはちょっと帰ったら問い詰めるからね。

 暗転。しばらくして明転。

A: 2人とも起きてるか?主らの仲間かもしれん奴をまた見つけたから連れてきたよ。
  服装が拙者と違って侍っぽくないからすぐ気付いた。
B: 侍っぽいのアンタだけだろ!趣味なんだろそれ。

 右からD登場。

D: …一体何が起きたんだ?
  確か、藤滝が1人黙々と仕事をしてる隙に福谷と休憩室でゲームをやってて、
  そのプレイ中に福谷が突然怒りだしてリセットボタンやら何やら押しまくり始めて、
  そしたら、昔ふざけて作った工場の自爆ボタンまでうっかり押しちゃったと思ったら
  いつの間にかこんな所に…。
B: とんでもねぇ事故の真相見えたよ!なんで自爆ボタンなんて作ったんだよ!?
A: やはり『へそ3つの吹田』は2人の仲間だったか。
B: へそ3つあんの!?こんなとこで工場長の人外疑惑!
A: まあまあ、喧嘩はやめて。
  せっかくだしタイムパトロールが来るまで4人でゲームでもして過ごさないか?
B: いいんですか?……あれ?
  このゲーム、名前が書いてあるんですけど『新右衛門』じゃないみたいなんですけど。
A: あぁ、別に『新右衛門』というのは本名じゃないんだ。ただのあだ名でね。
  本名に「新」が付くのと、
  拙者は子供のころからゲームをいっぱい持ってて、よく同級生に貸してたから、
  「あいつに頼むと何でも貸してくれるぞ」
  って意味で「えもん」が付けられて「シンえもん」ってあだ名になったんだ。
B: そういう「えもん」なんですか!?…えっ、じゃあ本名はなんていうんですか?
A: 本名は「新之助」っていうんだ。
B: せっかく本名「しんのすけ」なのにあだ名「シンえもん」になったんですか!?
  放送時間が30分違う!
A: さてさて、そんなことより、ゲームでも始めようか。この辺に映像が浮かび上がるから見てて。
  えーと、どのボタンだったかな?これかな?ポチッ。

 (ピカッ!)

B: な、何だこの光は!?
A: おかしいな…これは一体!?
C: この光はまるであの時の…。
D: まさか!

 暗転。しばらくして明転。

B: …
  ……はっ、ココは!?
C: ………工場の休憩室?
B: そんなバカな。だってさっきまで侍の家で…。
C: 俺もだよ。一体どうなってるんだ?
D: 夢…だったんだろうか?
B: でも、3人そろって同じ夢なんて。
  それに俺に関しては仕事してたはずだし。休憩室でゲームしてた覚えないし。
D: まぁまぁ。…なんかもう、仕事する気分じゃないし、今日は3人でゲームでもしないか?
C: いいですね。今度こそは勝ちますよ。
B: ………ま、たまにはこういう日があってもいいかな。
D: そうだよ。3人コントローラー持ったね。スタート。
C: よーし勝つぞ

 (ボーン)

C: あっ…。
B: うわ。開始1秒で自爆してんの。
C: えぇい!そこら中にあるボタン押しまくってやる。ポチッ!ポチッ!ポチッ!
D: あっ!そのボタンはっ!?

 (ポチッ)

A・B・D: あ゛~~~~~~~っ!!

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| | 2012年07月11日(Wed)11:48 [EDIT]


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